「COALSACK」(石炭袋)91号 2017年9月1日
定価:1,296円(送料込)
詩人のギャラリー 関中子
扉詩 星野博 今日をつくる人
詩 橙星花 虐待のゆび/碧
佐藤克哉 誰かが築いた道を
榊原敬子 或る「死」について
勝嶋啓太 着ぐるみ(キョーボー罪の巻)
植松晃一 秘密/存在の競争
みうらひろこ 大きな砂時計
根本昌幸 星
木村孝夫 慰霊碑
松本高直 コンポジション・虹
山口修 記憶
佐々木淑子 負傷と庭
結城文 死海のほとり
片桐歩 断層地帯/終息の日
吉峯芙美子 帰り道/寝息/日常/再生
原詩夏至 蛹
籠空朋果 Glacier/夢の中へ
宮川達二 過ぎ行く青年
若宮明彦 椰子の実少年
酒井力 群影
関中子 ―生まれ続けたものへ―
淺山泰美 春夜 隼矢誕生の日に寄せて
美濃吉昭 インフルエンザ
青柳晶子 つぶて
小山健 庭の人/せせらぐ
洲史 あの道の向こうに
秋野かよ子 記憶の情景/夏/鳥が見たもの/夏
日野笙子 ターンテーブル/コースロープ
細島裕次 さくらんぼ/恐ろしい言葉/遠近の水/星のかんざし
福山重博 ひとり/腐臭/冑/フィンセントの耳、あなたの耳/秋/しおり/無題
山﨑夏代 野薊
二階堂晃子 語り部たらん/休日
東梅洋子 連結詩 うねり 東日本大震災後
渡辺健二 戦始まれば/心配は心肺だ/頑張ってお呉れ
栗和実 日本への「憑き物」考
鳥巣郁美 位置独つ/含みとるのは
志田昌教 北国は林檎の樹/いいな かたつむり/長崎猫物語
外村文象 安治川渡船場/孫からの便り
平野鈴子 麦こがし/一客の椀
中村惠子 私に素敵なイースターeggをください
竹内オリエ 未来を連れて/春の光景
柏原充侍 おれにとってのおかん4
杉本知政 小さな声に耳を
やまもとれいこ カラスと私と白いハト
皆木信昭 老い その15
石村柳三 《足の眼》の讃歌/自然に染まろう
末松努 DREAMS COME TRUE
貝塚津音魚 留まることのない流れの向こうに/かそ/心の雪路と雁木
風 守 愛讃歌/波紋
堀田京子 それでいいではないですか/ありのままで
琴天音 お産婆さん三森孔子氏を弔う
坂本梧朗 詩がひっさげて来る
短歌・五行歌・俳句
出版記念会特集
COAL SACK銀河短歌叢書
三歌集合同出版記念会の記録
第一部 著者スピーチ
原詩夏至 目指すは海、走れ消防車
福田淑子 歌を詠むこと・生きること
森水晶 第三歌集『羽』について
第二部 ゲストによる講評
井辻朱美 疾走、そしてテープを切ったあとに、「ひとこと」
―俳句性とのハイブリッド
松本高直 浮遊する〈われ〉
山中もとひ 解釈される森水晶 歌集『羽』によせて
第三部 茶話会 三歌人への質疑応答
短歌 岡田美幸 電車揺れ
たびあめした涼香 東京かんじょう
森水晶 夏/不滅の夜
原詩夏至 開拓地
座馬寛彦 逃げ水
エッセイ 原詩夏至 雪は蝶
五行歌 森谷天平 五行歌 十六首
書評 宮川達二 望月孝一歌集『チェーホフの背骨』
奥山恵 望月孝一歌集『チェーホフの背骨』
短歌時評 原詩夏至 「物語」は「定型」の余白に兆している
俳句 末松努 徒然なるまま
原詩夏至 桜狩
石村石芯 雑草流句心(九)─長閑さにあれ
鈴木光影 夏雲
エッセイ 鈴木勘之 湯西川再遊
俳句時評 鈴木光影 俳句の無形文化遺産登録と松山宣言
物語・小説
創作民話 二階堂尚 夜がほんとうに暗かったころ
童話 いしどしげお ばあばの白いメガネ
小説 あたるしましょうご中島省吾
秋のだんじり祭り 大阪弁嫉妬闘争の日々
北嶋節子 星明かりの下で
小説時評 佐相憲一 現代の詩人が書く小説
歌詞 大森慶子 おわら風の盆/橋/竹
ベトナム紀行
エッセイ 鈴木比佐雄 ベトナム再訪、ビン女史との再会
埼玉JVPFクアンナム省ダイオキシン被害者支援
訪問団―二〇一七年七月三十一日~八月五日
詩 鈴木比佐雄 ビン女史の「真の想い」ベトナム詩篇
評論・エッセイ
詩人論 永山絹枝 魂の教育者・詩人「近藤益雄を読む」
(その九) 民主国家・民主教育建設への道 その①
―綴方復興・胸のおどること!―
エッセイ 若宮明彦 「河邨文一郎生誕100年 朗読と音楽の
夕べ」朗読コンサート報告
宮川達二 ノースランド・カフェの片隅で
―文学&紀行エッセイ 第十三回
若きカフカス人―中原悌二郎の彫像―
野澤俊之 詩を通して地域と教育の関わりを学ぶ
(教育における詩の与える影響について)
速水晃 島めぐり人めぐり
淺山泰美 昭和の家で見たテレビ
堀田京子 病と共に 祈りの日々
田中作子 良寛さま
山﨑夏代 教育勅語
佐相憲一 行間の野球帽
矢城道子 漆を塗った後で
書評 こまつかん 『日本国憲法の 理念を語り継ぐ詩歌集』
武良竜彦 『日本国憲法の 理念を語り継ぐ詩歌集』
紫あかね 『日本国憲法の 理念を語り継ぐ詩歌集』
峯澤典子 北畑光男評論集 『村上昭夫の宇宙哀歌』
齋藤岳城 北畑光男評論集 『村上昭夫の宇宙哀歌』
柏木勇一 森三紗評論集 『宮沢賢治と森荘已池の絆』
朝倉宏哉 森三紗評論集 『宮沢賢治と森荘已池の絆』
坂田トヨ子 八重洋一郎詩集『日毒』
速水晃 八重洋一郎詩集『日毒』
石村柳三 根本昌幸詩集『昆虫の家』
鈴木比佐雄 根本昌幸詩集『昆虫の家』
矢城道子 青柳晶子詩集『草萌え』
植松晃一 青柳晶子詩集『草萌え』
解説 鈴木比佐雄 井口時男
『永山則夫の罪と罰 ―せめて二十歳のその日まで』
鈴木比佐雄 若松丈太郎詩集『十歳の夏まで戦争だった』
詩Ⅱ
小詩集 赤木三郎 『素描』五篇
古城いつも 『クリーミィフルーツバスタイム』六篇
神月ROI 『組詩 秘められた神話』第十回
久嶋信子 『母のたまごやき』
高橋郁男 『風信』七
井上摩耶 『生きていること』七篇
堀江雄三郎 『風物詩』十一篇
佐相憲一 『樹海の蜘蛛』
「横浜詩誌交流フェスティバル第40回講演と詩の朗読の集い」のご案内
詩集評 佐藤克哉 詩集について思うこと
詩誌評 羽島貝 2017年春に発行された詩誌から
現代詩時評 酒井力 いま「反骨魂」を綴る詩とは?
編集後記 佐相憲一
編集後記 鈴木比佐雄
「第36回 2017年度 小熊秀雄〈長長忌〉!
芸術家の解放区 池袋モンパルナスの集い
~小熊秀雄・木島始・玉井五一の世界~」のご案内
㈳日本詩人クラブ主催
「国際交流フィンランド2017」のご案内
『日本国憲法の理念を語り継ぐ詩歌集』
『詩人のエッセイ集 ~大切なもの~』
合同出版記念会のご案内
「年間購読会員」と原稿募集